【原因は3つ】切り花をかんたんに長持ちさせる方法・考え方・アイテム

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お花好きさん

大好きな花をいつも枯らしてしまう…。何がいけないのかな?

お花は好きなのに、なぜかいつも枯らしてしまう。
切り花にして部屋に飾っておきたいけど長持ちしない。
めんどくさがり屋なので、できるだけ簡単な手入れがあったら知りたい。

以上のような悩みを持っていませんか?大好きなお花を飾ってできるだけ長く楽しみたいですよね。この記事では「お花は好きだけど管理が苦手」な方にシンプルでわかりやすい切り花を長持ちさせる考え方・方法・アイテムを書いています。この記事を読めばストレスなく花をお世話できて、長くお花を楽しめる生活が手に入れられます。記事の後半には簡単にお手入れできる方法や、美しいけど切り花でも長持ちするおすすめ品種も紹介してますので是非最後までご覧になってください。
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目次

切り花を長持ちさせる考え方

そもそも枯れる原因

切り花が枯れる原因はいくつかありますが、ここではわかりやすく3つの要因に絞ってお伝えします。

切り花が枯れる3要因
・水を清潔に保つ
・花の状態
・部屋の環境

人間が酸素が無いと生きられないのと同様に、植物も水が無いと生きられません。切り花は花瓶の中の水を吸い上げますが、限られたスペースの花瓶の中は清潔に保っていなければ花は枯れてしまいます。毎日水替えを行うなど水の状態は常に気をつけておきましょう。

お花好きさん

水の状態は1番大事!花瓶の水がキレイに保って、花を長く楽しもう。

花自体の状態ももちろん大切になってきます。花は本来根っこから水を吸い上げますか、剪定をした切り花は茎の断面から水を吸い上げますので茎の状態が良くないと、うまく水を吸い上げられなくなり枯れてしまいます。花の状態も弱っていく原因になっていないか気をつけましょう。

花は高温多湿に弱いものが多く、花瓶を置く場所が適切かどうか考えておきましょう。部屋の環境も大事になってきますので季節ごとに部屋の状態を整えておきましょう。

切り花長持ちさせる方法①水を清潔に保つ

水揚げで気をつけておくこと

水揚げとは花を花瓶に生ける作業です。簡単な準備で花を長く楽しむことが可能に。

水揚げの手順。
・清潔な花瓶、ハサミ、水を張った器を用意する。
・花瓶に水を注ぐ。
・水を張った器の中で花の根本を剪定する。
・余分な葉っぱを取り除く。
・花瓶に花を飾る。

花を生ける際はまず花瓶を清潔にしておきます。食器用洗剤を使い泡残りが無いように丁寧に洗い流します。水を注ぐ際に花の延命剤を入れておくと水が汚れにくくなります。延命剤は100円均一ショップやホームセンターなどで購入可能。

剪定とは花の茎をカットする作業です。茎の先端を5㎜~1㎝程度、斜めに剪定します。この際必ず水の中で行うようにしましょう。茎に空気が入り込むと花が長持ちしなくなるためです。また茎がつぶれないように切れ味の良いハサミを用意しましょう。ハサミは基本的にクラフト用のハサミでも大丈夫ですが、茎が太く固い品種などは剪定用のハサミが良いでしょう。剪定用ハサミは園芸邸やホームセンターなどで購入でき、高くても2000円程度のもので十分なものがあります。

葉っぱが花瓶の中に入ると水が汚れる原因になります。花の長さを考え、花瓶の中に入る部分の葉は取り除いておきましょう。

水替えで気をつけておくこと

花瓶に花を生けた後の水替えは基本的に毎日行いましょう。延命剤を入れておくと水替えの頻度は2~3日に1度でも大丈夫ですが、水が汚れやすい夏場や花の本数が多い時などは注意が必要。なお水替え手順は水揚げとほぼ同様です。

水替えの手順。
・ハサミ、水を張った器を用意する。
・花瓶の古い水を捨て、花瓶を丁寧に洗い流す。
・花瓶に新しい水を注ぐ。
・水を張った器の中で花の根本を剪定する。
・余分な葉っぱを取り除く。
・花瓶に花を戻して飾る。

剪定を行う際は水を張った器を用意しましょう。水の入れ替えをするので花を抜き、器などに移しておきます。古い水を捨て花瓶を洗い流した後、新しい水を注ぎます。茎の先端を5㎜~1㎝斜めにカットします。余分な葉っぱがあれば取り除いておきましょう。花瓶に花を戻してキレイに整えて水替え作業は終了です。

切り花長持ちさせる方法②花の状態

花を健康にするための注意点

水揚げや水替えの際に注意するポイントを押さえましょう。意識するだけで花を早期に枯らすことが減ります。

花の状態で注意しておくポイント。
・花が枯れていたり、しおれたりしていないか。
・茎の切り口が潰れていないか。
・花首が長いものは扱いに注意。
・下葉はきれいに取り除かれているか。

枯れてしまったなど終わった花が花瓶に残っている場合、中の水が汚れる原因になるので終わった花は取り除きます。茎の切り口が潰れていては水をうまく吸い上げられません。剪定するハサミが切れない場合は新しいハサミを用意しましょう。


長さのある花は水揚げする際に水が上がるまで時間がかかります。長さのあるものや花が大きく頭が垂れ下がりそうなものは水が上がるまで包装紙などで包んで補強しておきましょう。
花瓶に葉っぱが入ることも水が汚れる原因になるので余分な葉っぱは取り除いておきます。

切り花長持ちさせる方法③部屋の環境

花瓶の置き場所で避けるべき条件

花は基本的に高温多湿に弱いです。花を長持ちさせるために花瓶の置き場所には注意しましょう。

花瓶の置き場所で避けた方がいい条件。
・直射日光。
・高温多湿。
・エアコンの風が当たる場所。
・小さい子供の手の届く場所。

生け花は花瓶の置き場所を自由に決められるためリビングでも玄関でもキッチンでも好きな場所に飾れます。とは言え夏場の玄関や、直射日光の差し込む窓際などに置いておくと花は長持ちしません。エアコンの風も良くないため、花瓶の置き場所は注意しましょう。小さいお子さんやペットのいる家庭は花瓶が倒されないような場所を選びましょう。

切り花の長持ちさせる、おすすめアイテム

花の延命剤は安く花が長持ちできる最強アイテム

延命剤は栄養分や菌の増殖を防ぐための成分が入っています。花を元気に長持ちさせるにはとても重要なアイテムです。ホームセンターや100円均一ショップで購入できます。値段も高いものでは無いので、生け花をする方はオススメです。使用する際は用法用量を守って使いますが一度に使用する量は水500mlに対し、延命剤10ml程度です。

延命剤のかわりになるもの

延命剤の成分は糖類や防腐剤が含まれていますが同様の効果が得られるものであれば延命剤の代わりになります。youtubeなどでも紹介されていますがサイダーなどは延命剤の代わりになります。炭酸は菌の増殖を防ぐ役割を持っています。とは言えサイダーを買うより延命剤を使う方がはるかにコストは抑えられます。試してみたい方は一度使ってみましょう。

剪定用のハサミ

切り花用のハサミは剪定に適した剪定バサミがおすすめです。ホームセンターや園芸店などで購入できます。とは言え2000円程度の出費になるため、切り花始める初期はクラフト用のハサミでも代用可能です。

透明な花瓶

花瓶は陶器製とガラス製がありますが陶器製の花瓶は中身の水の状態がわかりません。透明なガラス製の花瓶であれば水が十分あるか、水が汚れていないかと状態がわからやすくなっているため花瓶の中が不安な方におすすめです。花が枯れ、花瓶の中に水が残ってなかったという状態が防ぎやすくなります。

切り花をかんたんに長持ちさせる方法は?

水を清潔に保つことが大原則

毎日の花の手入れが面倒くさいと思われる方もいらっしゃると思いますが、水替えの頻度を減らすと花瓶の水はどんどん汚れてしまいます。特に夏場は毎日の水替えは必須です。水替えを怠ると花は弱って長持ちしないのは覚えておきましょう。

花瓶を洗い流す作業を手を抜く方法

毎日の水替えは大事ですが「疲れて今日は何もしたくないな」という日もあるでしょう。簡単に花瓶を洗い流す方法として、スプレータイプの食器用洗剤を1プッシュして水を注いで花瓶を揺らした後に泡残りが無いようにすすぎます。泡残りが無くなったら新しい水を注いで花を戻します。かなり手を抜いた方法ですが水は入替えしてるので何もしないよりかは良いです。とは言え花瓶の中は汚れていくので毎回この方法は控えましょう。

結局一番効率的なのは延命剤

インターネットやyoutubeなどで花を長持ちさせる方法としてサイダーを使ったり、コインを花瓶に入れるなどがあります。ですがコスト的に微妙だったり、そもそも美観が悪いという問題も。結局は花の延命剤を使うのが楽ですし、1番効率的です。大容量タイプであれば割安になるのでホームセンターや園芸店などで用意しておくのをおすすめします。

切り花でも長持ちしてくれる、おすすめ品種

カーネーション

母の日でおなじみのカーネーションは繊細な花びらが幾重にも重なりあったゴージャスでありながら優雅さも兼ね揃えた人気の品種です。色の種類も豊富で母の日前後と言わず、様々な季節でも目にするようになっています。花持ちの良さも含めて切り花に向いている品種。是非切り花でも試してみてはいかがでしょうか。

ガーベラ

大きな大輪の花と様々な色で人気の品種。花茎が長くすっきりした印象が特徴です。日本国内たくさんの生産者が手がけており、1年中手にいれることができます。1本だけでも存在感が強く、一輪挿しにしてもいいですし、他の花と組み合わせても主役になれる華やかさを持っています。

トルコキキョウ

元々の花名はリシアンサス。どちらの名前も聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。カップ型の幾重にも重なるとても華やかな咲き方をします。枝数も多く、たくさんの花を咲かせます。年間を通じて入手しやすく、価格も手ごろで花色も豊富かつ切り花にしても長持ちする素晴らしい品種です。バラと並んでみても決して見劣りすることの無い存在感に惹かれる人は多いでしょう。

アルストロメリア

花弁に縞模様が入りエキゾチックな印象のアルストロメリア。南アフリカ原産の品種でユリに似た形も特徴です。花色も赤やオレンジなどの暖色系からピンクや白といった淡いパステル寄りのカラーまで豊富。とても美しく印象的な花ですが切り花にしても長持ちする優等生なのです。

アンスリウム

ハート型の花が印象的なアンスリウム。実は花ではなく葉の一種の仏炎苞というものです。ハワイではとても人気が高く、日本でも観葉植物としても楽しめます。光沢のある葉っぱが特徴で切り花にしても花持ちが良く長い間楽しめます。

キク科

コスモスやダリアなどを含むキク科の花も長持ちの品種と言えます。多くの小花が集まって一つの大きな花を形成する特徴を持っています

切り花のサブスクおすすめサービス

花屋さんに行かなくても花を届けてもらえる

切り花のサブスクは自宅にいながら花束を届けてサービスで近年とても人気が出ています。

お花のサブスクに向いている人。
「お花は好きだけど育てるのが苦手」
「ガーデニング作業はしんどいし屋外で作業したくない」
「お花を選ぶのも苦手だからプロの人に選んで欲しい」

全国のお花屋さんと提携していたり、市場から直接仕入れて送ってくれるので季節の花が鮮度の良い状態で届けてくれます。全体のバランスを考えて花束にしてくれているので、届いてそのまま花瓶に飾るだけで部屋に華やかさや安らぎは生まれます。毎週~月に1回配送を選べたり、仕事や用事で外出していてもポストに投函するサービス対応のところは自宅に帰ったら花束が届いているのです。ネットでの申し込みやクレジット対応ですので自宅から出ずとも完結。毎日自宅に花がある生活をしてみたい方は一度試してみてはいかがでしょうか。

筆者は今までたくさんの花のサブスクを利用していて、各社の違いを比較記事にまとめています。気になる方は下記リンクから飛べるので参考にしてみてくださいね。
【画像付き】おすすめ花のサブスク、全て利用した8社の正直レビュー – お花生活 (ohanaseikatsu.com)

切り花長持ちさせる方法まとめ

まとめ

・切り花が枯れる3大要因は水・花の状態と部屋の環境にある。
・水揚げや水替えはとにかく水を清潔に保つようにしておく。
・切り花は茎の先端から吸い上げるため、水を吸いやすくなるように剪定する。
・剪定は必ず水の中で行い、空気が入らないようにする。
・高温多湿な環境や直射日光には注意。
・エアコンの風に当たらない配置を心がける。
・ハサミは茎が潰れないように切れ味よく保つ。
・剪定バサミはホームセンターや園芸店などで購入できる。
・花瓶は透明なガラス製のものが水の状態が把握できる。
・花の延命剤は安価で効果抜群!活用して花を長く楽しもう。
・長持ちする品種で育てやすくても美しい花は多い。

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